海外生活のあれこれ~マツコのフランス駐在日記~

旦那の仕事の都合でフランスに来て1年半、海外赴任中のあれこれを書き留めていきます。

こども絵画コンクール@ルーブル:子どもの絵を見て考えたこと。

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月に何度か、オペラにある日本食スーパーに1人で買い物に行きます。この間、その買い物帰り、まっすぐ帰るのがもったいない気持ちになり、思いつきでルーブル美術館の方へ行ってみることにしました。

ルーブル美術館の地下入口の前には、「カルーゼル・デュ・ルーヴル」と呼ばれるショッピングモールがあります。

カルーゼル・デュ・ルーブルには、雑貨屋さんやロクシタン、カフェやチョコレートショップなど様々なお店が入っているので、時間つぶしにブラブラするのにもちょうど良いのです。この日は、その流れでシャルル5世ホールをのぞきました。

シャルル5世ホール(Hall du fosse Charles V)は、昨年、香取くんの展覧会が開催されたことでも有名です。私もその時に初めてこの無料公開ホールの存在を知り、それからたまにのぞくようになりました。

今回、のぞいて見ると、住友生命主催の「第42回こども絵画コンクール」の受賞作が展示されていました。

 

第42回こども絵画コンクールとは

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1977年にスタートしたこのコンクール。2001年からルーブルでも展覧会をするようになり、今年で19年目とのこと。今回のテーマは「おもいでキラキラ!」。下は0歳~4歳の部、上は中学生の部まであり、それぞれの入賞作、105点が展示されていました。 

www.sumitomolife.co.jp

 

子どもの絵を見て考えたこと。

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どの絵もカラフルなのが印象的でした。

特に、最初に目を引いたのは、カラフルな水玉模様のクワガタ。たしか幼児の部門だった気がする。カラフルなクワガタっていう発想もすごいし、この子にとってすごく楽しい思い出だったんだなぁと感じられて、何だか微笑ましい気持ちになりました。

他にも、滝の水しぶきがカラフルだったり、恐竜がカラフルだったり。子どもの感性ってほんと豊かですね!

 

・・・絵を見てて考えたこと。

子どもって可能性のカタマリなんだなぁと思いました。何が出来るかは分からないし、何でも出来るようになる訳ではないけど、何かが出来るかもしれない期待値には際限がない。

子どもに限らず、何歳になってもチャレンジは出来ると思ってるつもりだけど、子どもという期間はやっぱり特別に感じます。今、深キョンのドラマで受験が扱われてるけど、いい意味でチャレンジできることが子どもの権利なのかなとか。

こんな期待ばかりかけられても子どもは迷惑だろうけど。

でも、働くようになってから、この案件は着地点ここかなとか考えながらするようになったし、むしろ見立てる能力が身につくことが嬉しかったけど、子どもの時はそんなの考えたことなかったなぁ。子どもはあまりそこを考えすぎずにいて欲しい気はする。

うーん、とにかく子どもって眩しいなぁ!と思った。

そして、子育てって大変なんだろうな、とも思った。

こういうコンクール応募してみない?って言った親や先生は、子どもに何かを得てほしいと思ったのかな。ワンピースの魚人島編って読みました?その時感じた何かにも似てる気がする。

 

と、絵から話はズレましたが。夜にブログ書くとダメですね(笑)

結論、小規模ですが、なんだかほっこりする良い展覧会でしたよ!ということが言いたかったんです。多分。

 

最後に。シャルル5世ホールはこちら。

参考までに。展覧会をやっている、シャルル5世ホール(Hall du fosse Charles Ⅴ)の場所はこちらです。下の図は、カルーゼル・デュ・ルーブル地下1Fの平面図です。

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map of Paris - Plan Carrousel du Louvre

入賞された皆さん、おめでとうございます。

こども絵画コンクールのルーブルでの展示は4月8日まで。ルーブル界隈に行かれるみなさん、お時間あれば是非~

 

マツコ