海外生活のあれこれ~マツコのフランス駐在日記~

旦那の仕事の都合でフランスに来て1年半、海外赴任中のあれこれを書き留めていきます。

レジデンツ(ミュンヘン)の入口はどこ?【ドイツ旅行あるある】

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今日は、ミュンヘン観光で有名なスポットのひとつ「レジデンツ」についてです。

このレジデンツ、博物館&宝物館の入口わかりにくいのが難点。わたしたち含め、迷ってる人がたくさんいました。

 

Googleマップで「レジデンツ」と検索すると、出てくるのはホールの入口で入ることが出来ません。(しかも今は工事中。)

基本グーグル頼みのわたしたちは、わからないまま入口を探してぐるぐる歩き回ることとなりました。

 

なので、今日はレジデンツの入口がどこにあるかについて記しておこうと思います。

これからレジデンツを観光するどなたかが、このページに行き着いてくれたら嬉しいのですが。

 

【1番簡単な探し方】Googleマップで「Residence Museum」で検索すること

ネットが使える方であれば、Googleマップで「Residence(もしくは、レジデンツ)」で検索するのではなく「Residence Museum」で検索するのが1番簡単な方法です。

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写真の通り、地下鉄Odeonsplatz駅から見ると、「レジデンツ」のマークは右側、「Residence Museum」のマークは下の方にあります。

ガイドブックや旅行サイトでは、博物館を省略し「レジデンツ」と紹介されていることが多いため、間違える人が多数発生しているようです。また、Googleマップで「レジデンツ」と検索して出てきたマークのところにも、ガイドブックのような宮殿内の写真が出てくるので、さらに間違いやすい状況となっています。

 

【写真の建物を目印に】地下鉄Odeonsplatz駅からレジデンツ博物館の入口まで

地下鉄Odeonsplatz駅からレジデンツ博物館まで、道沿いの目印を写真で順番に見ていくと、以下の通りです。

Odeonsplatz駅から出るとオデオン広場

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地下鉄Odeonsplatz駅からResidence方面と書かれた出口より外へ出ます。すると、オデオン広場に出てきます。

オデオン広場には、向かって右手にクリーム色の外観が特徴的なテアティーナ教会、正面にフェルトヘルンハレと呼ばれる切り取られた回廊のような建築、そして左手にはレジデンツの外壁がお目見えします。

 

この門は間違い、博物館には行けません

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Googleでレジデンツとだけ検索すると、地下鉄出口から出てすぐのこの門を通って行くような経路が出ますが、これは間違いです。

入れないホールの入口へ行ってしまうことになります。目的地はResidence Museum、このいかにもな門はスルーしてください。

 

オデオン広場の四角い建築物沿いの道を進む

オデオン広場には、向かって右手にテアティーナ教会、正面にフェルトヘルンハレと呼ばれる四角い建築物があります。この写真はフェルトヘルンハレの拡大図。

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フェルトヘルンハレに沿って延びる左の道を歩いていきます。すると、左側のレジデンツの壁面に、いかにもなライオンの像が置かれた入口らしきところが現れます。

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盾を持ったライオン。(盾をなでると幸運が訪れるらしい。)

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引きで見るもこんな感じの門。いかにも入口ですと言わんばかりですが、ここを通っても博物館には行けません。ライオンの入口は道沿いに2箇所ありますが、どちらもスルーしましょう。

ライオンから中に行っても、特に何もない中庭しかありません。せっかくだから気になるという方もいるかもしれませんが、中庭自体はレジデンツの見学中に部屋からも覗くことが出来るので、覗いてみてどうしても気になるようなら帰りに歩いてみる方が良いでしょう。(おそらくスルーでOKと思われる方がほとんどかと思います。)

 

ライオンを通り過ぎればゴールしたも同然、赤い天幕が目印

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ライオンに騙されず、道沿いを歩けば、すぐにレジデンツ博物館の入口が現れます。

赤い天幕が目印で、Residence Museumと書かれています。門というよりドアを開いた入口の様相です。

この赤い天幕の入口を通ると、ちょっとした中庭があり、博物館の入口へとつながっています。

この時、赤い天幕の入口のところにチケットと書かれた看板がありましたが、実際に買うところは中庭から入った建物の中になるため、気にしなくてOKです。

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中庭の奥の入口から入ると、右手は宝物館、左手はクロークのあとに長い長い博物館が待っています。

それぞれの入口に向かう前に、正面ギフトショップ内にあるチケットカウンターで、博物館と宝物館両方に入れる入場券を買いましょう。

荷物が大きければクロークに預けます。わたしは大きめのトートバックだったのですが、それでも預けるように促されました。

 

【まとめ】博物館への入口は2箇所

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最後にまとめると、博物館に入れる入口は2箇所あります。

ひとつは順を追って写真を載せたレジデンツ通り沿いの入口。もうひとつは、このブログの1番上の写真、マックスヨーゼス広場に面した入口です。

どちらも赤い天幕が目印となっているので、目に留まりやすいでしょう。

上の写真の地図で言うと、

★・・・地下鉄Odeonsplatz駅

①矢印(→)・・・博物館につながる入口(レジデンツ通り沿い)

②矢印(↑)・・・博物館につながる入口(マックスヨーゼス広場沿い)

です。

 

博物館はめちゃめちゃ広い

レジデンツは、正確な部屋数はわからないと言われるほど、とにかく広い宮殿で、博物館&宝物館はかなりの見応えでした。
わたしたちは最終的には見疲れてショートカットしつつ回ったほどでした。

そのため、レジデンツの見学順ですが、右手の宝物館から回ることをオススメします。博物館はとても長く、全部を細かく見て回るには半日以上、時間が取られてしまうので、さきに見所のまとまった宝物館から見た方が、時間調整がしやすいからです。

 

有名な観光名所ながら、人がそこまで多くないため、好みのものがあった時にじっくり見ることが出来るのも、レジデンツの良いところだと感じました。(人が少ないと言うより、広すぎて分散されてるといった感じでしょうか。)

例えば宝物館。

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例えば博物館。

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きれいな天井画、たくさんの彫刻。ヴェルサイユとは違った豪華さに目を引かれました。

 

レジデンツは、旧バイエルン王国ヴィッテルスバッハ王家の宮殿です。細かい由来や名称、歴史は詳しくありませんが、それでも規模の大きさを感じられて、楽しむことができました。

後半は見所重視で早足で駆け抜けましたが、それでもかなり膨大な量を見れたように思います。

 

ただでさえ歩き疲れる旅行先、博物館の入口にはスマートに到着し、時間と体力を有意義に使うのよ、と過去の私に伝えてあげたい。

マツコ