海外生活のあれこれ~マツコのフランス駐在日記~

旦那の仕事の都合でフランスに来て1年半、海外赴任中のあれこれを書き留めていきます。

ルイヴィトン美術館の印象派展(コートールド展)がすごい良かった!

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昨日、ルイヴィトン美術館の印象派展(コートールド展)に行ってきました!

マネ、モネ、セザンヌ、ドガ、ゴッホなどなど、有名な印象派画家の絵が多数あり、絵画に詳しくない私ですが、とても楽しむことが出来ました。

余韻が冷めないうちに、その企画展について書きたいと思います。

 

初めてルイヴィトン美術館へ

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正しくは「フォンダシオン・ルイ・ヴィトン」「ルイ・ヴィトン財団美術館」と呼ばれるルイヴィトン美術館。2014年秋にアクリマタシオン庭園内にオープンした、現代アートを中心とする美術館です。

正直、私は全然絵に詳しくありません。美術館は、ガイドブックの最短コース(最低限、これを見ろ的な)ものをベースに回ります。

「この絵、テレビや本で見たことある!」

「これ、(画家の)〇〇の絵だって!」

「(ネット見ながら)これが有名なやつらしいよ。」

と、いう完全にただのミーハーです。でも、せっかくこんなに美術館に囲まれた環境なので、フランスに来てからは1~2ヵ月に1度くらいの頻度で、美術館や博物館に行っています。

 

今回、ルイヴィトン美術館には初めて足を運びました。現代アートがよくわからないし、それに対して入場料も高いと感じていたので、別に行かなくてもいいかなと思っていたからです。(入場料:16ユーロ)

でも今回、印象派展がやっているということ駅のポスターで知り、お友達と一緒に行ってみることにしました。

 

コートールド・ギャラリーから約110店の作品が!

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このゴッホの『耳に包帯をした自画像』も、見所のひとつです。

 

今回の企画展は、

La Collection Courtauld.Le parti de l'impressionnisme(コートールド・コレクション~印象派のビジョン~)

ロンドンのコートールド・ギャラリーが改装により2018年秋からおよそ2年閉館することに伴い、そのコートールドのコレクションの貸し出しが可能となり実現した展覧会です。

今回、ルイヴィトン美術館では、コートールド・ギャラリーに所蔵されていたイギリスの実業家サミュエル・コートールド氏(1876- 1947)のコレクションから、約60点の印象派作品を見ることが出来ます。その他、50点グラフィック作品や手紙・本なども見ることが出来ます。

コートールド展はこの間まで、ロンドンのナショナル・ギャラリーで開催されていました。そして、今年2019年の9月~12月には、日本(東京・名古屋・神戸)でも順次開催が予定されている展覧会です。

★日本での展覧会に関してはこちら。

あなたを見つめる、マネの傑作 コートールド美術館展 朝日新聞創刊140周年記念事業:朝日新聞デジタル

原田マハの著書『ジヴェルニーの食卓』を読んでて良かった

この間、

原田マハの著書『ジヴェルニーの食卓』

を読んだばっかりだったので、印象派熱が私の中で高まっていました。

 

『ジヴェルニーの食卓』は、マティス、ピカソ、ドガ、セザンヌたち印象派画家の姿を描いた短編集です。

正直、オーディオガイドで聞くような絵の解説や人物名は、なかなか頭に入ってこないのですが、この小説は全然違いました!

本の末尾にも記載がありますが、この本は

「史実に基づいたフィクション」

です。

でも、読んでいると本当にこういう人だったような、こんな人生だったんじゃないだろうかと思えてしまうくらいです。事実と虚構が入り混じっていて、でもそれがすごく画家の熱意が伝わってくるもので、 すべてが事実のような気さえしてきます。

その上で、作品を見たので、どんな気持ちで作品描いていたんだろうみたいな、想像が広がりました。セザンヌの手紙やドガの作品を見て、おーってなったりしました。

原田マハの『ジヴェルニーの食卓』、おすすめです!

 

コートールド美術館展の見所

話を戻します。参考までに、今回のコートールド展の見所絵画を抜粋しておきます。

マネの『フォリー・ベルジェールのバー』

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『Bar aux Folies-Bergere(フォリー・ベルジェールのバー)』Edouard Manet(1882,The Coutauld Galley)

携帯で撮った写真が遠目からだったので、HPから借りました。手元が少し切れてしまっていますが。。

個人的には人物がより風景画の方が好きなのですが、今回の展覧会で一番印象に残ったのはこの絵でした。魅惑的という言葉がぴったりな女性で、見惚れてしまいました。

当時の官展で議論を巻き起こしたと言われる、オルセー美術館にあるマネの『草上の昼食』ですが、その前版もありました。(オルセーのより少し簡易な印象、解説には友人にプレゼントしたとか書いてあった気がする)

ルノワールの『桟敷席』

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『La Loge(桟敷席)』Pierre-Auguste Renoir(1874,The Courtauld Gallery)

ルノワールの初期の代表作。ルノワールはオルセー美術館の『ムーラン・ド・ラ・ギャレット』が有名ですが、この作品も同様の華やかさが感じられます。

セザンヌの『カード遊びをする人々』

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『Joueurs de cartes(カード遊びをする人々)』Paul Cezanne(1892-1896,The Courtauld Gallery)

同じ題材・ほぼ同じ構図のものがオルセー美術館にもあります。

コートールド・コレクションの中には、たくさんのセザンヌ作品がありました。セザンヌと言えば、リンゴやオレンジの静物画がまず浮かびますが、コートールド・コレクションには、風景画が多くありました。風景画、すごい良かったです。

 

他にも、モネ、ドガ、シスレー、ピサロ、ゴーギャンなどなど

とにかく印象派の絵画の多さに驚かされます。印象派絵画はフランス以外にもたくさんあるのですね。

モネ、ドガ、シスレー、ピサロ、ゴーギャンなどなど。

印象派の絵画は、宗教画と違い予備知識が無くても楽しめるし、色合いの綺麗さで好き嫌いも感じることが出来るので、見ていて大満足でした。

 

La Collection Courtauld.Le parti de l'impressionnisme(コートールド・コレクション~印象派のビジョン~)

期間:2018年2月20日(水)〜6月17日(月)

休館日:火

開館時間:11:00〜21:00

★公式HPからチケット予約をしてから行くとスムーズです。

【公式HP】The Fondation Louis Vuitton: Official Website

以上、簡単にですが、印象派展の感想でした。実際の様子は、こちらの動画も参考にどうぞ!(英語版ですが。)

 

現代アートも意外と面白かった

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企画展発信にはなりましたが、企画展を見た後は、ルイヴィトン美術館の現代アートも見て回りました。正直、これは一体?というものもありましたが、いいなぁ楽しそうだなぁという好印象を持つ作品もたくさんありました。

例えば、上の画像はただキャンバス一面にグレーが塗られたもの。近くの解説員の方のを盗み聞きしたところ、このグレーを出すためにキャンバスや絵の具に特別な加工や工夫がされているのだとか。そういう芸術もあるんですね。感動という領域にはいかないけれど、自分が考えてる芸術の概念の枠は狭いぞーってことを知らせてくれるくらいの何かはありました。

 

草間彌生専用の作品ルームがあることも知らなかった!

ひとりで行ったら、現代アートの方は???で終わりそうでしたけど、今回友達と行ったので、これ何!?私でも書けるんじゃ、とか冗談を言いながら、一緒に解釈の妄想を話せたことも楽しめた要因かなと思います。

マネやモネが、最初の作品で揶揄や批判を受けたように、この現代アート作家たちも未来を見ているのかなと良い余韻を持って帰ることが出来ました。

ルイヴィトンのように、ファッションやデザインを発信していく企業だからこそ、昔のパトロンのように、クリエイターたちを支援しているのですね。

 

美術館の後は公園でのんびり!

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ルイヴィトン美術館はアクリマタシオン庭園内にあるため、ルイヴィトン美術館のチケットがあれば庭園にも無料で入ることができます。

庭園側の出入り口から出ると、ちょっとした遊園地のようになっています。ぐるっと回るのも楽しいですし、ベンチに座ってコーヒー飲みながらゆっくりできるスポットです。

今時期はお花もキレイですし、いいですよね。

 

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遠目に見たら桜かと思ったのですが、近づくと花弁が大きいお花。マグノリアというモクレン科の植物の一種らしい。

 

 その他、フランス生活の様子もついでにどうぞ。

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改装後のコートールド・ギャラリーには行く機会は無かったと思うので、行って良かったです。

原田マハの『ジヴェルニーの食卓』もおすすめ!

マツコ

パリ・地下鉄の硫酸事件が怖い。デモよりも怖い・・・

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3月17日、再びパリで硫酸事件が発生したとのニュースが流れました。硫酸事件は遡ること1ヶ月前の2月、パリの地下鉄で起きたのが発端です。

 

パリ・硫酸事件@地下鉄【2月】

硫酸事件とは、何者かによって地下鉄の座席に硫酸がかけられており、気づかずに座った女性がヤケドを負ってしまったという、なんとも怖いニュースです。

その2日後、バスティーユの駅構内で、ホームレスが酸と思われるスプレーを吹きかけられ、ヤケドを負い重症という事件が続きました。

通り魔的である分、デモよりも怖い!!

 

硫酸事件が起きたエリア・沿線は、私が住んでいる所と少し離れてはいるのですが、地下鉄はつながってますから油断は出来ません。

そう考え、地下鉄の硫酸事件のニュースを見てからは、地下鉄のイスに座る時、少し警戒するようになりました。とは言っても、濡れてないかとかを確認するぐらいですが。

(「硫酸事件」というと、金田一少年でも出てきそうな物騒な響きですね・・・)

 

しかし、事件が起きてから1ヵ月、それから硫酸事件の続報もなかったので、すっかりもう終わったことのように感じていた今日この頃。

突然の硫酸事件の再来に驚かされました。

 

「たびレジ」で大使館からのお知らせを受け取る

昨日、フランスの日本大使館から「たびレジ」登録者にメール配信がありました。

「たびレジ」

おそらく海外駐在者の多くが登録しているであろう「たびレジ」。外務省の海外安全情報配信サービスで、登録すると現地の大使館からの安全に関する情報を日本語で受け取ることが出来ます。

「たびレジ」に登録するようにと、会社から呼びかけられている人も多いのではないでしょうか。うちの夫の会社も海外赴任者に登録を促す案内があったので、フランス赴任当初に夫が登録していました。

まだの方は是非。

www.ezairyu.mofa.go.jp

 

パリ・硫酸事件@映画館【3月】

話を硫酸事件に戻します。月曜に届いた大使館のメールによると・・・

1.報道によれば,3月17日(日)21時50分頃,パリ3区の映画館「MK2 Beaubourg」内において、女性が座席に腰掛けたところ,はいていたジーンズを突き抜けてきた液体によりお尻に軽い怪我を負いました。警察が女性の座った椅子を調べたところ,硫酸を主成分とする工業用洗剤が検出されました。

2.パリでは,2月13日にメトロ11号線車内における硫酸事案及び2月15日にバスティーユ駅構内において硫酸スプレーによる重傷事件が発生しています。2月15日の事件については犯人が逮捕されたとの報道がありましたが,2月13日の事案については,犯人逮捕の情報には接していません。

3.現時点において,先般の事案との関連性は不明ですが,(中略)今後も同種事案が発生するおそれがありますので,公共交通機関や映画館など多数の人が使用する場所で座席に座る際には,不審な液体等がないか確認するなど十分注意してください。

-引用:在フランス日本国大使館領事部からのお知らせ(たびレジ)

1ヶ月何事も無く過ぎると、人の警戒心は薄らぐもので、今回のメール配信があるまで、硫酸事件のことはすっかり頭から離れていました。

最近は夫との話題に硫酸事件が上がることもなかったからです。事件当初は、地下鉄に乗る時なんかにどちらかが注意せなーと冗談半分でも言ってたんですけどねぇ。

 

そして今度の硫酸事件は、地下鉄でなく映画館の座席に硫酸がかけられていたようです。まだ同一犯かは不明とのこと。こっちに来てから映画館は行ったことはありませんし、今後もおそらく行かないですが、地下鉄以外でも事件の可能性があるというだけで怖さが倍増される気がしました。

 

前のニュースを見た時は、硫酸なんて入手経路が限られそうだし、どうやって手に入れたんだろうとか思ってました。でも、工業用洗剤で硫酸を含むものがあるのだとしたら、硫酸より手に入れやすそうに感じます。模倣犯が現れたらイヤだなぁ。。

早く犯人が捕まって欲しい!!

でも、工業用洗剤だとしても入手経路は絞れそうですけどね。それに、映画館って監視カメラ無いのかな?あ、暗かったらわかんないか。

でも、地下鉄には監視カメラないし、現行犯じゃないと逮捕できない可能性の方が高いですよね。警察の方の巡回とか増えてるんですかね?わたしが普段使う地下鉄ではあまり見掛けたことないですけど。11号線やバスティーユ近辺では増えてるんでしょうか。

 

無差別に人に向かって硫酸かけてくるようなテロじゃないからまだ良いですが、イタズラにしては度が過ぎてるし、いつテロに変わるかもわからないし。デモよりも硫酸事件の方がやっぱり怖いです。

 

お父さんお母さん、私たちは元気です

土曜日の過激デモの再来のニュースを見て、日曜日にまた両親が心配して連絡をくれました。「全然平気だよ~、シャンゼリゼの方に近づかなければいいだけだし。こっちは全然平和だよ~」なんて話していましたが、平和じゃありませんでした。硫酸事件すっかり忘れてました。

 

最近テロがなかったから安心してたけれど、絶対安全ってことはないのだということをあらためて思い知らされたような気がします。これに限っては別に海外だからって訳ではないですけどね。

とにかく油断大敵、ですね。

 

この間のデモの話。こちらも一緒にどうぞ。

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こんなん言うてますけど、最近はお出かけブーム

フランスに来て1年3ヶ月くらいが経ちました。残り1年切ったためか、最近はいろいろ出かけたい欲が強くなっている気がします。

こっちに来る時に買って来た「地球の歩き方」。あらためて見ると、パリのページのところだけでも行ったことのない場所が山ほどあります。

治安も心配するほどでもなく、ひとりでも行けるようなエリアは、平日にちょこちょこひとりで行っているのですが、こういう事件があるとちょっと躊躇する気持ちも湧いてきます。

でも、気にしだしたら、極論何も出来なくなってしまうので、厳戒態勢を敷きながら変わらぬ日常を過ごすという方向性でいきたいと思います。

 

最近のフランスのお話はこちらも一緒にどうぞ。

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なんだかフランスに慣れて気を抜いていましたが、こういう時にトラブルに巻き込まれたりするって言いますよね。

 

警戒は怠らずにいたいと思います。

平和が一番。

マツコ

パリのデモはつづく。土曜日のシャンゼリゼは凄まじい、らしい。

 

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16日土曜日、お昼にラーメンを食べたくて、買い物ついでにラファイエットの方まで夫とお出掛けしました。

すると、オペラ・ガルニエの前が歩行者天国状態に。

もう日常と化した土曜日のデモですが、この日はなんだか規模が大きいように感じられました。目的地に行くにはオペラ・ガルニエを超えなければ行けないため、デモの人たちを横目に通り過ぎます。

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よく見ると、いつものジレ・ジョーヌだけではない様子。

ネットで検索してみると、この日は午後から環境保全を訴えるデモがあるとのことでした。だから地球に絆創膏なのね。(写真:左奥)

雰囲気も結構若い人が多く、ジレ・ジョーヌのようにお揃いのユニフォームみたいのはないみたいです。キグルミの人もいました。温暖化で動物が危険にさらされてるよ、みたいなことを主張しているよう。

でも中には、明らかに今買い物してきました、みたいなショップのバッグを持った女の子たちが、道路脇にしゃがみこんでダンボールに文字を書いているのも見掛けました。買い物ついでに参加してこ~みたいなノリなの?笑

 

11月から過激なデモが始まり、ついに18週目とのこと。なんだか土曜にお出かけすると、電車で止まらない駅があり、不便することはありますが、危険な目に会ったことは無いため、すぐに慣れてしまいました。

でも未だに、デモに対するフランス人の考え方は良く分かりません。

デモをしている通りから近いお店でランチをしていたら、デモから抜けてきたのか、黄色いベストのカップルたちが談笑しながらお店に入ってきたり何てこともありました。休憩自由なの?にわかデモ隊なの?笑 いや、個人の自由だからにわかも何もないのか。

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フランスの政治についてはこの場で論じられるほど詳しくはありませんが、経済への打撃の大きさは垣間見えます。

通りに近いお店には、ベニヤ板でガードしているお店もありました。土曜のお昼間なんて一番の稼ぎ時でしょうに。他にも、お店の正面入口のガラスにカラースプレーでマクロンどうこうと書かれていたり。こういうのって保障とかあるんかな?近くのお店は商売あがったりなんだろうなぁ。

 

そんなこんなで用事を終えて家に戻りました。そして、家でニュースを見て、久々に過激な状況だったことを知りました。おぉ、シャンゼリゼの方は凄まじいことになってたんだなぁ。。

www.cnn.co.jp

ニュースで見るシャンゼリゼの様子は、ほんとに?と思うほど、フランスに住んでいてもびっくりする光景です。それくらい生活圏は基本穏やかです。

ここまで長期化すると、デモ隊も引くに引けない状況なのでしょうか。良い形で収束すればいいのですが。

マツコ

こども絵画コンクール@ルーブル:子どもの絵を見て考えたこと。

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月に何度か、オペラにある日本食スーパーに1人で買い物に行きます。この間、その買い物帰り、まっすぐ帰るのがもったいない気持ちになり、思いつきでルーブル美術館の方へ行ってみることにしました。

ルーブル美術館の地下入口の前には、「カルーゼル・デュ・ルーヴル」と呼ばれるショッピングモールがあります。

カルーゼル・デュ・ルーブルには、雑貨屋さんやロクシタン、カフェやチョコレートショップなど様々なお店が入っているので、時間つぶしにブラブラするのにもちょうど良いのです。この日は、その流れでシャルル5世ホールをのぞきました。

シャルル5世ホール(Hall du fosse Charles V)は、昨年、香取くんの展覧会が開催されたことでも有名です。私もその時に初めてこの無料公開ホールの存在を知り、それからたまにのぞくようになりました。

今回、のぞいて見ると、住友生命主催の「第42回こども絵画コンクール」の受賞作が展示されていました。

 

第42回こども絵画コンクールとは

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1977年にスタートしたこのコンクール。2001年からルーブルでも展覧会をするようになり、今年で19年目とのこと。今回のテーマは「おもいでキラキラ!」。下は0歳~4歳の部、上は中学生の部まであり、それぞれの入賞作、105点が展示されていました。 

www.sumitomolife.co.jp

 

子どもの絵を見て考えたこと。

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どの絵もカラフルなのが印象的でした。

特に、最初に目を引いたのは、カラフルな水玉模様のクワガタ。たしか幼児の部門だった気がする。カラフルなクワガタっていう発想もすごいし、この子にとってすごく楽しい思い出だったんだなぁと感じられて、何だか微笑ましい気持ちになりました。

他にも、滝の水しぶきがカラフルだったり、恐竜がカラフルだったり。子どもの感性ってほんと豊かですね!

 

・・・絵を見てて考えたこと。

子どもって可能性のカタマリなんだなぁと思いました。何が出来るかは分からないし、何でも出来るようになる訳ではないけど、何かが出来るかもしれない期待値には際限がない。

子どもに限らず、何歳になってもチャレンジは出来ると思ってるつもりだけど、子どもという期間はやっぱり特別に感じます。今、深キョンのドラマで受験が扱われてるけど、いい意味でチャレンジできることが子どもの権利なのかなとか。

こんな期待ばかりかけられても子どもは迷惑だろうけど。

でも、働くようになってから、この案件は着地点ここかなとか考えながらするようになったし、むしろ見立てる能力が身につくことが嬉しかったけど、子どもの時はそんなの考えたことなかったなぁ。子どもはあまりそこを考えすぎずにいて欲しい気はする。

うーん、とにかく子どもって眩しいなぁ!と思った。

そして、子育てって大変なんだろうな、とも思った。

こういうコンクール応募してみない?って言った親や先生は、子どもに何かを得てほしいと思ったのかな。ワンピースの魚人島編って読みました?その時感じた何かにも似てる気がする。

 

と、絵から話はズレましたが。夜にブログ書くとダメですね(笑)

結論、小規模ですが、なんだかほっこりする良い展覧会でしたよ!ということが言いたかったんです。多分。

 

最後に。シャルル5世ホールはこちら。

参考までに。展覧会をやっている、シャルル5世ホール(Hall du fosse Charles Ⅴ)の場所はこちらです。下の図は、カルーゼル・デュ・ルーブル地下1Fの平面図です。

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map of Paris - Plan Carrousel du Louvre

入賞された皆さん、おめでとうございます。

こども絵画コンクールのルーブルでの展示は4月8日まで。ルーブル界隈に行かれるみなさん、お時間あれば是非~

 

マツコ

フランス・パリにも花粉症の時期が到来です。薬は何を使ってますか?

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2月下旬からムズムズと闘っています。

3月に入り、くもりの天気が続いていたので、少し収まっていましたが、それもつかの間。先週末、外出すると目がかゆくなり、鼻水もズルズルと。とうとうフランス・パリにも花粉症の季節が到来したようです。

今日は、フランスの花粉症事情とその対策についてご紹介します。

フランス・パリの花粉症事情!

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フランスに来る前、荷造りをしていた時に、一足先にフランス生活を送っていた旦那に尋ねたことがあります。

「花粉症の薬が残ってるんだけど、持ってった方がいいかな?」

「フランスでは花粉症の心配はいらないから、置いてったら良いよ」

フランスって花粉症ないんだ!それは嬉しい!と喜びましたが・・・はい、これ旦那の勘違いでした(笑) 一昨年の冬フランスに来て、去年はじめてフランスの春を迎えましたが、しっかり花粉症になりました。

日本ほどではありませんが、フランスでも花粉症が流行してます。主な症状は世界共通で、目のかゆみ、鼻水、くしゃみ、頭痛など。日本人は4割が花粉症持ちと言われていますが、フランス人は1~2割が花粉症持ちと言われています。それも年々割合が増加しているようです。

 

フランスの花粉の種類・時期が知りたい!

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TRIPGRAPHIC produced by トリップアドバイザー

花粉症について調べていると、上の画像を見つけました。

トリップアドバイザーがまとめた、世界の花粉飛散カレンダーです。フランス以外にも、ヨーロッパ各国、アメリカ、オーストラリアなど、世界各国の花粉について知ることが出来ます。

その中から、フランスだけ拡大してみたのがこちら。

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TRIPGRAPHIC produced by トリップアドバイザー

フランスは、暖冬の影響などで多少前後はあるものの、3月~10月が花粉シーズンです。ヨーロッパで多いと言われている花粉はこちら。

  • イトスギ(サイプレス、西洋ヒノキとも言う)
  • カバノキ(樺の木)
  • トリネコ(オリーブと同じモクセイ科の樹木)
  • カモガヤ(イネ科の植物)   etc.

多いと言われているのは、これらの花粉ですが、もちろんそれ以外のブタクサや、街路樹の定番プラタナスなど、花粉の原因植物はそこかしこにひそんでいます。

イネ科の植物の花粉というのはあまり馴染みがありませんが、ヨーロッパでは多いそうです。響き的にはイネですし、日本に多そうに感じますが、同じイネ科でも植物が違うのですね。

 

もっと詳しく花粉情報を知りたいなら

日本では天気予報と一緒に、今日の花粉情報をお知らせしてくれたりしますが、残念ながらフランスのテレビではありません。

その日の花粉の種類や量をもっと細かく知りたい人へ、2つの方法をご紹介します。

『RNSA(航空生物学的監視ネットワーク)』のHP

https://www.pollens.fr/
https://www.pollens.fr/
航空生物学的監視ネットワーク(RNSA) HP

フランス全域の花粉・ダスト情報を知ることが出来ます。試しに地域を「パリ」にして検索すると、画像のような一覧が出てきます。それを見ると、今日はイトスギ(一番上・黄色の棒グラフ)、ハンノキ(カバノキの仲間、オレンジの棒グラフ)の花粉が多いことが分かります。Google Chromeで開けばページ全体を日本語に翻訳してくれるので、私はそれで参考にしています。

 アプリ『Assistant Air』 

https://m.maaf.fr/fr/maaf-et-moi/application-mobile/assistantair.html

Assistant Air

このアプリでは、花粉と大気汚染、さらには天気まで情報を得ることが出来ます。フランス語表記にはなりますが、花のマーク・色で危険レベルを表してくれるので、把握しやすいです。「パリ」でひとくくりではなく、マップ上でエリア毎の情報も得ることが出来るので便利です。

 

フランス人の花粉症対策は?

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海外の人はマスクを日常的につける習慣がなく、日本に来て、たくさんの人がマスクをしていることに驚く、というのは最近はもう有名なお話ですよね。

フランスでも同様に、感染症などで無い限りマスクで外出することがないため、マスクで歩くと不審がられます。そのため、花粉症対策にマスクをつけて出歩きたくてもためらわれます。

オペラの方に出かけると、黒いマスクをしてるアジア人は見掛けることがありますが、フランス人はあれも怪しんでいるのでしょうか?黒ならファッション的で、受け入れられそうな気もするけど。

マスクNGならば、フランス人はどのように花粉症対策をしているのでしょうか?旦那のフランス人同僚に聞いてみました。

  • 外出時は帽子をかぶり、サングラスをする
  • 服を払ってから家に入る、そして髪を洗う
  • 鼻うがいをする
  • ブロッコリーやハチミツを食べる
  • ハーブティーを飲む   etc.

「この薬がいいよ」ではなく、おばあちゃんの知恵みたいなアドバイスが返ってきて少し驚きました(笑) 出来るだけ花粉を取り入れないようにしよう、花粉に負けない身体を作ろうという考え方なんですね。

日本人がマスクをする感覚で、帽子をかぶったりサングラスをするということなのでしょう。でも、目の色素が薄い関係でサングラスをする人が元々多いので、特に花粉症の時期だから多いという印象はあまりありませんが。

 

でも、薬による対症療法よりも、ブロッコリーやハチミツからビタミンをとって、アレルギーに強い身体でいよう!という体質改善重視の考え方の方が、健康的でいいですね。心掛けたいものです。

おしゃれなママ友は、WELEDA(ヴェレダ)のアロマオイルがスーッとしていいよと言っていました。アロマオイルで花粉症対策か~おしゃれやな~。メモメモ。

 

フランスの薬局で花粉症の薬を購入するなら

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「ブロッコリーを食べて、花粉に負けない身体を作ろう!精神」には賛成であるものの、とはいえ、さすがに薬なしでは耐えきれない現状でございます。

私は薬局(Pharmacie)で薬を買っています。飲み薬だけ買っていますが、他にもスプレータイプの点鼻薬や目薬なども主流のようです。

私はそこまで花粉症が重度ではありません。ただ、外出すると鼻水は止まらなくなるので、仕事やお出かけの時に支障が出ないように服用していたという感じです。(喉が乾く感じがあるので、正直あまり薬は飲みたくはないですが)

こっちに来てから薬局で購入した薬をいくつかご紹介します。 

 

Actifed(鼻炎・目のかゆみ)

上の画像にもある通り、今使っている薬です。箱の表面に書いてある主成分ですが、調べると日本で買っていた花粉症の薬と一緒(セチリジン:抗ヒスタミン薬、プソイドエフェドリン)だったので、継続して使っています。私は外出の前や、症状が出た時だけ飲んでいるのですが、1日1錠で効くので楽チンです。 

HUMEX(鼻炎)

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PHARMACIE ROLLAND:HUMEX

 去年、はじめて買ってみた花粉症の薬です。フランス語も上手に話せないままに、「Pollen(ポレン:花粉)、Allergie(アレジー:アレルギー)」と携帯の画像を見せながら買いに行ったのが懐かしい。この薬も効きました。Actifedの方が安かったから乗り換えただけです。

Boiron Pollens(花粉症のホメオパシー薬)

https://www.shop-pharmacie.fr/medicaments/F10001242/boiron-pollens-15-ch.htm

SHOP PHARMACIE : Boiron Pollen 15ch

これは花粉症のホメオパシーの薬です。この薬は実際に試してみたことはありません。

砂糖みたいに甘い錠剤で、毎日1~2粒舐めながら服用することで、自然治癒力を高めて花粉症の耐性が出来てくる、らしい。人によってはただの砂糖という人もいるらしいので、効くかどうかは個人差があるようです。

ホメオパシーって、日本で話題になってた「舌下免疫療法」に近いものなのかな?うーん。

www.healthcare.omron.co.jp

 

ここで紹介した薬は、処方箋なしで薬局で購入できるものです。もしお困りの方は、上の画像を見せながらお買い物してみてください!

 

最後に

もちろん、専門的な知識がある訳ではないので、もし花粉症が割と重度で心配な方は、病院のアレルギー科で血液検査やパッチテストをおすすめします。何の花粉のアレルギーなのかの詳しく知れるので、行ってみるといいかもしれません。

市販の薬で十分という方は薬局へ。私は何度か薬局に足を運んでいますが、薬局の薬剤師さんは基本優しいので、ひとりでも買い物に困ったことはありません。

カタコトのフランス語と英語でチャレンジする私にも、優しく付き合ってくれます。

 

ノーズウォーター

ストップ

👍

メルシーボクー

 

語学レベルが深刻。笑 

マツコ

Maison Colibri(メゾンコリブリ)のマドレーヌが美味しい!

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フランスのスーパーでは、たくさんの美味しいお菓子との出会いがあります。百貨店やパティスリーに行かなくても、本格的で美味しいお菓子が楽しめるのは、本当に嬉しい限りです。

今日はお土産にもおすすめのお菓子、Maison Colibri(メゾンコリブリ)をご紹介します。

 

Maison Colibri(メゾンコリブリ)ってどんなお菓子?

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Maison Colibri(メゾンコリブリ)HP

最近までメゾンコリブリってよく知りませんでした。スーパーで見掛けて、フランスっぽいパッケージだな~くらいの印象でした。そこで、メゾンコリブリについて調べて見ました。

メゾンコリブリの起源は、遡ること1896年、フランス大西洋岸の地方都市Pons(ポン)にあるビスケット工場から始まりました。ボルドーの近くですね。

柔らかなマドレーヌの片面をチョコレートコーティングしたことで、そのユニークな組み合わせが評判を呼び、人気お菓子の仲間入りをしていきました。

原材料には、フランス産の食材(小麦粉や砂糖など)を使用して作られています。

特に、伝統的な製法で作られるイル・ド・レの塩や、EU共通の食品品質保証制度AOPの認定を受けたシャレント・ポワトーのバターを使うなど、こだわりの材料が使われています。

また、合成着色料など不使用な点も特徴です。あえてシンプルなレシピを探求して製造されています。海外のお菓子だと原材料は気になるところですが、これならば安心ですね。

メゾンコリブリの商品ラインナップは、マドレーヌ、ブラウニー、フィナンシェ、パウンドケーキがあります。では、どんな味があるのか見ていきましょう。

 

Maison Colibri(メゾンコリブリ)のマドレーヌ!

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この写真は、定番チョコレートシェルのマドレーヌです。写真を見ておわかりいただけるように、マドレーヌの裏面だけチョコレートコーティングがされているのが特徴です。

このマドレーヌ、とっても美味しかったです! 

チョコレートコーティングは、食べるとパリッとなるくらいちょっと厚めのコーディングがされています。しっとりとしたマドレーヌの生地とチョコレートの組み合わせが程良い甘さで、一気にぱくぱく食べてしまいました。

ボンヌママンのマドレーヌよりも好きかも。このマドレーヌは、モノプリで8コ入り3.9ユーロでした。

マドレーヌは全5種類あり、チョコレート以外には、プレーン・ピスタチオ・ラズベリー・メープル&ナッツがあります。

パッケージも可愛いし、フランス土産にも良さそうですね。

 

メゾンコリブリのブラウニーやフィナンシェ、パウンドケーキも美味しそう!

 
 
 
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メゾンコリブリの商品ラインナップは、マドレーヌの他に、ブラウニー、フィナンシェ、パウンドケーキがあります。

  • ブラウニー(チョコレート)
  • フィナンシェ(アーモンド/ココナッツ)
  • パウンドケーキ(バニラ/キャラメルナッツ/ナッツチョコレート)

インスタの写真はナッツチョコレートのケーキですね。美味しそう!

 

Maison Colibri(メゾンコリブリ)はまだ日本に店舗がない

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2019年3月現在、メゾンコリブリはまだ日本に店舗がありません。2018年に首都圏では、期間限定ショップでの販売がありましたが、その時も一部マドレーヌとブラウニーの販売だけでした。まだまだ日本では手に入りにくいようです。

手頃なお値段で、パッケージも可愛いですし、お土産にぴったりですね!

フランスのスーパーのお菓子について、こちらでもご紹介しています。

matsuko-blog.hatenablog.com

まとめ

  • Maison Colibri(メゾンコリブリ)は、こだわりのフランス産食材が使われた焼き菓子メーカー
  • チョコレートシェルのマドレーヌが定番人気で美味しい!
  • マドレーヌ以外にも、ブラウニー・フィナンシェ・パウンドケーキがある
  • 日本ではまだ手に入りにくいため、お土産にもぴったり!

以上、メゾンコリブリについてまとめてみました。

メゾンコリブリの製造販売元は、2017年より経営方針を変えたため、それによって味のラインナップを増やしたり、日本での限定販売をするなど、展開の幅を広げています。今後、日本でも手に入りやすくなる日も近いかな?楽しみです。

マツコ

ボンヌママンのお菓子にハズレなし!あれもこれも美味しい

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赤いチェック柄のパッケージでおなじみのBonne Maman(ボンヌママン)!フランス生まれの食品メーカーで、天然素材100%のジャムや焼き菓子、デザートなどの製造販売をしています。

日本ではジャムや、フルーツソースがのせられたタルトクッキーが有名ですよね。

フランスのスーパーでは、いろんな種類のボンヌママンのお菓子が売られています。今日はこれまで食べたボンヌママンのお菓子の中で、美味しかったお気に入りのお菓子を紹介します!

 

ボンヌママンのおすすめお菓子!

ボンヌママンのお菓子にハズレなし!と思えるほど、これまで買ったボンムママンのお菓子はどれも美味しかったです。特に好きなお菓子をいくつか紹介します。

ボンヌママンのガレットが美味しい!

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1番のお気に入りはガレットです。バターをたっっっぷり使って作っているんだなぁと 思えるほど、美味しいバターの風味が感じられます。フランスは乳製品安いですもんね。素晴らしい。

サクサクでコーヒーや紅茶にもすごく合うので、3時のおやつにぴったりです。

ボンヌママンのクレープは3種類

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棒状に巻かれたクレープ!真ん中にフルーツソースが入っています。クレープ生地のお菓子ってパリパリ系のものが多い気がしますが、これはしっとりめの生地です。

最近では、2月頭のクレープの日にこれを食べました。家で自分で作れよ!って感じですが。笑

味は3種類あって、イチゴ・ブルーベリー・チョコレートです。イチゴはちょっと甘めなので、ブルーベリーの方が私は好きです。チョコレートはまだ食べたことがないので、今度試してみたい。

もちろんクレープリーの焼き立てクレープの方が美味しいけど、いつでも簡単にクレープ食べれるなんて幸せ!そのままだと少しパサッとしているので、ちょっとあっためて食べるのが好きです。

ちなみにこのクレープ、お菓子売り場ではなく、食パンやロールパンと並んで売っています。フランス人にとってのクレープの位置づけが謎。笑

お手軽フォンダンショコラは至福!

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たまに購入するフォンダンショコラ!カップから出してレンジで20秒くらいチンするだけで、とろっとしたフォンダンショコラが楽しめます。

中のチョコレートもしっとりしたケーキ部分も、とっても美味しいです。2個入りで3ユーロちょっとするので、そんなにしょっちゅうは食べませんが、お手軽に贅沢感が味わえるので、とても気に入っています。

ボンヌママンのインスタがかわいい!

 
 
 
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ボンヌママンのインスタがとても可愛いのでフォローしています。まさにインスタ映え!

日本での輸入販売はエスビー食品(S&B)がしているのですね。日本では、KALDI(カルディ)や成城石井、コストコでも手に入りますものね。今後、さらにラインナップが増えることを期待しましょう。

www.bonnemaman.jp

 

フランスのスーパーには、他にも美味しいお菓子がいっぱいです。興味のある方は是非こちらもご覧ください。 

www.matsuko-blog.com

 

最後に

「Bonne Maman」はフランス語で「おばあちゃん」という意味。確かにその名前の通り、おばあちゃんが手間ひまかけて作ってくれるような、とっておきの味がします。

この間、友人に指摘されるまで「ボンママ」だと思っていましたが。笑

 

まだ食べたことのないお菓子もたくさんあるので、これからもお腹とお財布が許す範囲で開拓していきたいと思います。

マツコ

フランスの変わった食べ物。食べてみるかどうか、それが問題だ。

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こんにちは、マツコです。

旅行先でお土産を買う時、お土産屋さんじゃなくスーパーで買ったりしますよね?その土地ならではの食べ物やお菓子が割安で手に入るので、私も旅行の時は結構活用しています。

フランスに来た当初、まだまだ行動範囲の狭い私にとって、スーパーは楽しい楽しいお出かけスポットでした。未だにスーパーでは、無駄に長い買い物をしがちです。

 

未知の味に挑戦する派、しない派。

先日、ヤフーでこんな記事を見ました。

netallica.yahoo.co.jp

フランスのスーパーで、マヨ入りツナ缶やエスニック風ツナ缶など、いろんな味が売っていたよというお話。

たしかに、スーパーでいろんな魚や野菜の缶詰や瓶詰を見掛けます。「こんなんあるんだ!買ってみようかな~」と悩むこともあります。が、いつも結局買いません。興味関心はあるものの、美味しくなかった時に無理やり食べるのも嫌だし、残して捨てるのもなんか嫌だしという気持ちが勝ります。

日本ではついつい新商品に手が伸びちゃうタイプだったんですけどね。スーパーで試食して、まんまと購入みたいな。笑

こちらに来てからは普段の買い物では、基本は一番売れてそうな定番商品っぽいのを選ぶことが多くなりました。日本にいた時は、一番安いPB商品を買うことが多かったですが、こっちに来てからはそれで失敗することもしばしばで。。ミーハーな買い方に落ち着きました。笑

ただ、お菓子は別です!当たりが多いので、チャレンジしてみること多いです。こっちの日本人のお友達とお茶やランチをすると、おすすめお菓子の情報交換になることも多々あります。

やっぱり日本食が恋しい

私はフランス料理がそんなに好きではありません。嫌いという訳ではありません。たまに食べると美味しいなぁと思います。

でも、やっぱり毎日食べたいとは思うのはやっぱり日本食です。(駐在の皆さんはきっと同じように思っている人が多いハズ・・・!)

ポトフみたいなコンソメ味よりも、ダシの効いた鍋や具だくさん豚汁が食べたいし・・・

サラダにはオリーブオイルやビネガーではなく、ごまドレッシングや和風ドレッシングをかけたいし・・・

お酒のつまみはチーズや生ハムもいいけど、柿ピーやスルメや貝ヒモもつまみたい!

なんて。

最近は、行きたいお店でチェックするのも、日本食のお店ばかりです。笑

 

といいつつ、お菓子はフランスに染まりつつありますが。チョコレートも焼き菓子も、ついつい食べすぎちゃって、おデブ街道まっしぐらです。

マツコ

フランスに三角コーナーはない?日本で買ってくるべきキッチン用品。

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フランスのキッチン事情で、驚いたことがあります。それは「三角コーナーが無いこと」です。日本の家庭では、一般的な三角コーナー。

我が家でも当然のように使用しており、以前日本から持ってきたネットが無くなりそうだったので、買い足そうと思ったら見つからず。その時、初めてフランスに三角コーナーが無いことを知りました。

 今日は、そんなフランスの三角コーナー事情についてまとめたいと思います。

フランス人は三角コーナーを使わない?

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調べてみると、欧米では三角コーナーを使う習慣が無いようです。では、フランス人は調理中に出た生ゴミをどうしているのでしょうか?

フランス人はというと、シンク横の調理スペースの端に新聞や袋を広げ、切れ端などの生ゴミは手でパパっと拾い直接置いていきます。細かいものはもうそのまま排水口にそのまま流してしまいます。

手で拾える生ゴミって、結構限られてますよね?手で拾えない細かいものとは言え、排水溝に流すのは躊躇われる生ゴミは結構あるはず。(ご飯茶碗についたお米や、鍋の後の残った汁など)それをそのまま流しちゃってもいいの?と疑問に思います。

しかし、フランス人的にはそれもOK。だって、排水口に生ゴミが流れてしまうのは仕方ないじゃない?詰まりそうなら排水溝クリーナー(日本で言うパイプユニッシュ)でお掃除するのだから、問題ないでしょう?という感じです。

まぁ確かに、おっしゃる通り問題ないっちゃない。ただ、今まで極力流さないのがベターだと思っていたから、ほんとにそのまま流しても臭いとか詰まりやすさとか大丈夫?って感覚は残りますが。

現在の我が家では、日本にいた頃同様、三角コーナーに生ゴミを捨て、いっぱいになったらスーパーやコンビニの小さめのビニール袋に入れてしばり、燃えるゴミ用のゴミ箱に捨てています。スーパーで野菜を量り売りで買う時に、ポリ袋のような薄い袋や紙袋に入れて購入するため、その袋を取っておいて生ゴミを捨てる時に利用しています。そして、2週間に一度くらい、排水溝クリーナーでお掃除をしています。

確かに、排水溝クリーナーがめちゃくちゃ強力!最初試した時はさすが海外と思いました。これなら多少生ゴミ流しても問題ない気はします。・・・でも、やっぱり排水管トラブルになったら怖いので、従来通り、我が家は三角コーナーを使いたいと思います。

 

ちなみに、フランスの生ゴミの処理方法はというと、一軒家の場合は生ゴミを肥料に変えられるコンポストを設置しているところが多くあります。私の家はマンションなので、コンポストは無く、そのまま燃えるゴミのゴミ箱に一緒に捨てるルールになっています。  

フランスのキッチンはシンクが小さい!

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新築やセレブなご家庭はさて置き、欧米の一般的なキッチンは、日本よりもシンクが小さいタイプが主流のようです。画像のように、我が家のシンクも30cm×30cmくらいの大きさしかありません。(我が家のキッチンだとお見苦しいので、可愛いネコのいるフリー画像を参考にお届けしています。)

日本だと、一人暮らし用のキッチンのシンクであればこのサイズは全然普通だと思いますけど、ファミリー用のキッチンでこのサイズのシンクはなかなか無いと思います。

シンクが小さいので、日本から持ってくるなら小さめの三角コーナーがオススメですよ!

 

ちなみに、フランスには洗い桶を置く文化もありません。シンク自体がその役割を果たすからです。

蛇口とは別に、シンクの横につまみがあり、それを回すと排水口が自動的に閉まり、水が貯められるようになります。食後、食器を浸けておき、洗うことができます。

ただ、我が家のシンクは、このレバーの閉じ具合があまり良くなく、ちょっとずつ水が排水口に流れてしまうようで、水を貯めても、気づいたら水が抜けてしまいます。なので使っていません。まぁ洗い桶は無くても特段困ってはいません。

アメリカやイギリス、ドイツなど、他の国の三角コーナー事情は?

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フランスついでに調べてみると、イギリスで駐在妻経験のある知人も同様に、三角コーナーは無かったと言っていました。アメリカ、ドイツなども同様のようです。

ただ、ちょっと違うのは、アメリカはディスポーザーが普及しているということ。日本でも最近の新築マンションなどは基本設備であるところが多くなってきていますよね。

 でも、国によっては環境へ与える影響から設置可否のハードルが違うようです。そのあたりの詳しい参考記事がこちら。

suumo.jp海外赴任先にディスポーザーがついていないなら、三角コーナーは日本で買っていった方が安心ですね。 

フランスで三角コーナーはどこで買える?

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我が家では、自立タイプの三角コーナーを愛用しています。三角コーナーの入れ物のぬめっと感が嫌なので、一人暮らしの頃から、使い捨てられるネットだけで自立するタイプのものを100均で買い愛用してきました。

フランスに来る時にも100均で大量に買い足してきたので、半年くらいはフランスに三角コーナーが無いことにも気づきませんでした。三角コーナーがもうすぐ無くなることに気づき、そろそろ買い足さなきゃな~と思ったのが事の発端です。

でも、探しに行く前から、おそらくフランスには自立タイプの三角コーナーはさすがに売ってないだろうとは思っていました。自立タイプは日本のアイデア商品のような気がしていたので。

それから、モノプリやカルフールなど、いつも買い物に行くスーパーへ。お掃除用品コーナーでは三角コーナーの入れ物もネットも見つけられず。スーパーには無いのかと思い、ブリコラマ(ホームセンター)にも行ってみましたが、こちらでも見つけられませんでした。この時に初めて、フランスには三角コーナーを使う習慣自体が無いことを知りました。

 

後日、日本食スーパー(京子)に行くと、やっと三角コーナーを発見しました。売り場の隅の方に三角コーナーの入れ物とネットが売っていました。でもやっぱり高かった。日本だったら100均で買えるのに、と思うと3倍の値段には少し迷ってしまいました。でも、他にもお店を回りましたが、見つけられず。つまり、フランスで三角コーナーを買うには、京子に行くしか無いということが判明しました。

他のフランス駐在妻はどうしているのか?駐在妻友達に聞いてみると、三角コーナーは使わず、元々ついている排水口のストレーナーよりも目の細かいものに入れ替えている人もいました。しかし、細い目のストレーナーは割と詰まりやすく、大雑把なわたしには不向きに感じました。むむむ。

 

結局、日本から出張に来る人が旦那の仲の良い同期が来ると聞き、お願いして買ってきてもらいました。感謝!次は一時帰国の時にまとめ買いしなければ。

まとめ

  • フランス人には三角コーナーを使う習慣が無い。
  • シンクが小さいので、日本から持ってくるなら小さめの三角コーナーがおすすめ。

  • アメリカやイギリス、ドイツなどの欧米各国も三角コーナーを使わない国が多い。
  • フランスで三角コーナーを買うなら京子!

これからフランスを始め、欧米各国へ海外赴任の予定の方、日本で三角コーナーを買って行くのをお忘れなく!

マツコ

ブログを書くようになってから。ちょっとした変化など。

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こんにちは、マツコです。

ついこの間、明けましておめでとうだったはずが、早いものでもう2月ですね。最近のフランスは寒さも和らぎ、穏やかな天気が続いています。 

ブログを書くようになってから、最近ちょっとした変化を感じています。今日はそのことについて少し書きたいと思います。

 

母の意外な食いつき

ブログを書いていることを、家族や友人には話していたのですが、中でもが意外なほど喜んで愛読してくれています。

それまでも母とは定期的にLINEで連絡を取っていたのですが、

「このプロフィールの写真、モンサンミッシェルやろ?」

「イギリス旅行どうだった?」

と、母の方から連絡してくれることが増えたように思います。

元々私よりも旅行好きの母は、フランス駐在が決まった時もすごく喜んでくれていました。「フランスいいやん!遊びに行こかな~」とウキウキしていた母。海外に興味があるのか、私の近況に興味があるのかはさて置き、気にかけてくれていることは純粋に嬉しいです。

 

日本にいた時は、親へは用事がある時に連絡するって感じでした。ここ1年は以前よりも些細な内容でも連絡を取り合うようになりました。海外で心細いだろうと気にしてくれての親の優しさだと思います。

それに加えて、最近はブログでこちらから近況を知らせることができ、それを喜んでくれているので、副次的ではありますが、親孝行につながっているような気がします。

駐在妻のみなさん、オススメです!「ブログ親孝行」。笑

ブログもっと書いて、実家の夕食の話題にでもしてもらおうっと。

 

写真撮っとこうかな衝動

ブログを始めてから、これも写真を撮っとこうかなぁと思うことが増えました。

初めて買ったお菓子や、天気が良かった時の風景などなど。

これまではスルーしてたであろう所で「いつかブログに書くかも・使うかも!」と、前より2割増しで撮るようになった気がします。

普段、外出する時はスリを恐れて、携帯はバッグのチャック付きのポケットにしまっているので、わざわざ取り出して撮って直して・・・と、尚更時間がかかります。

ゴソゴソ、パシャ。(あっち側から撮った方がいいかな?)・・・パシャ、ゴソゴソ。

 

撮っとこうかな~と立ち止まることが増えたので、おそらく旦那はめんどくさがっているはず。笑

写真のフォルダを見ると、着実に写真が増えています。でも、結局いまのところ、写真が増えるだけで筆が進まず。早く消化していかねば。

 

結論、ブログ楽しい

ブログを書くようになってから、一番の変化は、文章書くのって楽しいなぁとあらためて感じるようになったことです。

パソコンやスマホで、わーっと文章を打つのがなんだか楽しい!打ってて自分でも意味わからんとか思ったりしますが。

昔から日記を書くのが好きで、高校生くらいまで書いてたのですが、その当時の感覚を思い出します。

 

結論、ブログ楽しい。ブログ書こう。以上です。

マツコ